2018-07-28 個人の表現の自由は尊い 党派性から距離を置こうとするアーティストがいる事は不自然でも何でもない。 集団が行う表現にも意味はあるが、集団圧力の中で生まれる表現者の意識は自覚の有無に関わらず従軍カメラマンのそれに近いものになってしまうからだ。 個人が自由な表現を行うために必要な諸条件を手堅く満たそうと思えば 個人としての権利を保障される環境の必要性に気付くはずだ。 抑圧下の表現というものも貴重で尊いが、それを成し得るのは個人の意思によってのみである。 決して、抑圧が尊いわけでは無い。