日本でシニシズムが深刻化しているという話について
シニシズムは随分と以前から日本で静かに根深い問題となっていたように思う。
それを後押ししてきたのは誰だろうか?
排外主義的な政治集団、特権階級意識の強い視野狭窄な富裕層のインテリ集団、政治活動に費やす時間も意欲も無い人々とそれを生み出すもの、異質な外部の存在を全て同質化させないと気が済まない存在、
何かにつけて政治勢力というと集団主義的なものを想起してしまう。
私のような個人主義者が集団主義的な振る舞いに明け暮れる事は個人の人生においてリソースの無駄使いであると考える事は全く不自然な事ではない。
そういう意味において、集団主義を何よりも信奉する人々にとっては私のような存在もシニシズムに染まって見えるのだろう。
集団主義的に個人の自由をあの手この手で奪おうとする人々が政治活動の主体として活動的になればなるほど政治は敷居の高いものになっていくのかもしれない。